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カヤック中心・計画性のないフリースタイルな生活での思いつきを日々書けたら・・

牛金淵 FINAL1

随分時間がかかりましたが、牛金淵ファイナルです。


途中「これが牛金淵か?」と間違ってしまうような細ーく手ごわ目のゴルジュに出くわすが、どうも位置が違うということでさらに1時間は漕ぎ進む。
他には細く短い落ち込み(けっこう強烈なバックウォッシュがあり、フリースタイル艇なら戻される可能性もあり)が一箇所。
また、今井ちゃんが黄色っぽい砂を手にとり「これまさか金か??」というハプニングもあったりしたが、なんとかかんとかようやく「牛金淵」に到着。

GOPR0313_02.jpg

気合を入れて右岸から下見。結構な落ち込み!
約100m落ち込み続け、最終ドロップ後右に大きく蛇行して川相が見えなくなっている。

GOPR0307_01.jpg

より近づいて確認するもやはり先は見えない。どうやら最終ドロップを降下後は後戻り出来ない形状。

想定通り、本格的な岩登りをすることになった。ロープを携行したまま三点確保を確実にとって横移動。

KEENのゴルジュブーツのつま先には滑り止め補強がしてあるため、こういう時にありがたい。
単純に、より滑らない靴はフェルト素材を初めたくさんあるが、ミドルカットでクルブシまでサポートできる割に履きやすく、乾かしやすい(臭くなりにくい)。なによりソールがしっかりしており足裏が痛くならない。という総合力の高さが良い。(ちなみにワンサイズ小さめを履き、インソールを外すのがオススメです。インソールありだとどうしても重心が高くなる)

かなりきわどい足がかりを頼りに、壁の難所をクリア。今井ちゃんは途中で待機。
そのまま進み、右のカーブ地点に到達。ここから下を見るためにはロープを使って懸垂で降りる必要がある。
何かあったら今井ちゃんを呼ぶことにして、手頃な木にスリングを設定して、スローロープで降りることに。
完全に垂直になるのは3m程度。ロープは二時的な使用で、なんとか岩をつたって降りようと試みる。

ここで痛恨のミスをしてしまい、一度完全に宙ぶらりん状態となってしまう。ロープ確保のお陰で大事には至らなかったが、ヒヤッとする瞬間であった。


GOPR0311_01.jpg
そして、苦労して降り立った羨望の牛金淵!

写真は右カーブして直後の場所である。なんと、水面から約40cmの位置に小さいながらもログ(倒木)がガッチリ。
これだから下見は不可欠である。「トンネルを抜けたらそこは・・・」だととても素晴らしいが、「右カーブを曲がったらそこは・・・」では洒落にならない。
なんとかロープを引っ掛けてとれないかどうか試してみるが、やはりビクともしない。
微妙な太さだが、人が張り付いた水圧程度では絶対折れないだろうことは分かる。

今井ちゃんをホイッスルで呼び寄せ、思案する。
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コメント
奥琵琶湖
「トンネルをぬけたら・・」のところで、15才の奥琵琶湖を思い出してしまいました。
2012/10/23(火) 11:08 | URL | 売茶翁 #-[ 編集]
No title
私の過去をよくご存知で…
格調の高いハンドルネームと思いきや。笑
2012/10/23(火) 14:07 | URL | #-[ 編集]
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