最近、毎週のようにフリースタイルを教えている。
長期的に教える場合、目標は
「自分の脳みそで策を練られる」ようになることかな?と思っている。
だから、基本的に延々と基礎ばかりをやっている。
「自ら考え、自ら答えを発見する」10年前一新された学習指導要領に記載されていた内容だが、これが言葉でいうほど簡単ではない。
その昔、2か月間も小学校で教育実習をやったが、ひし形の面積の求め方(小学5年生)で通常2コマの授業をなんと6コマもかけてしまった苦い経験。
授業が下手くそだったのはいうまでもないが、
「内容を与えてはいけない授業」はほんとに難しい。

カヤックに話を戻すが、自分で発見することはえらい時間がかかる。イラチな私は分かってはいるのに待てない駄目な人間。
言いたい→言いたい→言いたい→いいや言っちゃおう、みたいな・・・。
My Timelyの
龍馬伝がらみで申し訳ないが、「攘夷とはこうぜよ」と狂信的に知識を与えたのが
武市半平太。
それとは間逆に、考える道筋を示したのが
吉田松陰、そして
勝海舟だったという話を最近聞いた。
もちろんその弟子達の違いは歴史が示す通りである。
分かってはいるでごわすよ。わかっちゃいるけど・・・
そう言えば、以前仕事で小隊長をやっている時も1~10まで言ってたことがあったなあ。と大反省しきり。
ちょっと話の路線は変わるが、教えることが凄く自分のためになることも発見した。
※テクニック的に塾生様達は皆イチから始めているようなものなので、サーフィンに始まる基礎に大半を費やしている。
この時に、仕事もそうなのだが「展示」が必ず必要になる。そう、自分が出来なければ全くお話にならない。
「バックサーフィンやるから見といて」「カート1回転するよ」という展示については全く問題ない。
ただし、マックナスティをガンガン決める強者も一部いる。
その場合、
「これから方法論の少し違うマックナスティを3種類やるから見といて」となってくる。そうなると話は別物である。
「連続で失敗せずに出来るのか?」という自問自答を繰り返しながら、焦燥感ありありでホールイン・・・・。
出来なければ「やっぱ難しいね」とホールアウト。カッコ悪い。
それだけはやりたくないからまた練習する。
基礎についてもそうだが、丁寧に
「展示」をしているとハッと気付いたり、新たに発見することがたくさんある。
ただ、最近特に思うことは
「教える者は教えられる者の3倍頑張らなければならない」※進行形で
ということかなと。
闇練あるのみですわ・・・
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ありがとうございます。
肝心なことに役立たない頭ですが、自分で考えるよう励みます。
そんな悲しいこと言うなよ。
やれば出来る!出来るぞきっと(^-^)/k坂調