はるか上空からワイヤーで吊るされ、恐怖と戦いながら、やっとの思いで地上へ。安堵するのも束の間、地上に着地した瞬間、「ズバンッ」と電流が身体を走る。
さらにワイヤーで下ろされた物を取ろうと触れた瞬間にも「バシンッ」と電流が。
最近、ヘリに乗る機会が結構ある。その時、ヘリと空気との摩擦により凄まじい静電気が滞留される。この時の静電気は通常言うところのビリッとくるあれではない。
静電気と呼んでいいのか分からないくらいの、まるで殴られたかのような衝撃。
一瞬、身体がフリーズする感覚。小学生のころ、100Vコンセントに針をつっこんで大変な目にあった事があるが、あれに近い。
カラッカラに乾いた冷たい冬空の下、風速数十mのヘリのダウンウォッシュで体感温度は極めて低く、ローターの爆音で何も聞き取る事が出来ない中、さらに静電気地獄。
目の前の小坂の動きがワイヤーを掴んだ瞬間、完全に停止。強力な静電気が流れたことは明らか。続いて掴むも、さらに放電しきらない電気で感電。
電気が…とにかく恐ろしい…。
ちなみにワイヤーで吊るされているから、酷い目に遭うだけであり、お金持ちがヘリから乗り降りする分には、何も起こらない。
もちろん、お金持ちがワイヤーで吊るされたら、神の怒りに触れる可能性はあるが。
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もっとも、ヘリにぶら下げてある水槽に吸水するだけですが。
あの爆音とダウンウォッシュ(っていうんですね)にはビックリ!
あの中でよく作業が出来るもんだと感心しきりです。
それに加えて電撃地獄とは・・・いじめですか? 笑
花立ウェーブのわりと近くに住んでいますので(休暇中のみですが)、行かれるときはご一緒したいものです。
仕事でヘリには月に一回は乗っていますが、ぶら下がるのは絶対嫌です。
但しヘリが海に着水した時やシーサバイバルの訓練は3年に1度位のペースで受けています。
ぶら下がっている水槽に給水ですか!
ヘリは ホバリングしてるんですよね。
それやったことないです。
イジメというか軽い天罰な感じです。
>ドーハさん
月に一回は凄いですね!
吊るされたことは何度もありますが、中のイスに座れたのはたったの一度きりです(泣)
洋上生存訓練ですか、特殊な仕事をされているんですね。
雪解けの花立行きますので、お会いしたら是非宜しくお願いします!ちなみに一段目の上限っていくつでしょうか?最終的にウェーブっぽくなって消えるんでしょうか?