ただ手を使わないだけでどんだけー???というくらい最初は難しいクリーンブラント。
昨年ワールド前の必死練でコツがだいたい理解できたので、紹介します。

1 まずよく間違える
クリーンブラントの定義から。走り出しのパドルは使ってもOK。
ただ、飛びあがる直前の内側のパドルは絶対ついてはいけない。
最初はこのパドルをどうしても使ってしまうが、
カウンターエッジを身につけると必要なくなります。
※ちなみにこのパドルをつくと「なんちゃってクリーンブラント」とか「お手付きクリーンブラント」と言われているようなかなり格下のムーブになります。じゃあ内側の手をついているかどうか目を凝らしてみないと駄目?って言われそうですが、お手付きクリーンと比べると、本物は
「一連の軌道で飛んでいる」or
「ふわっと感」があるため、国際ジャッジなどからすれば一目瞭然だと思われる。
2 ムービーの補足。
「走らせてはいけない」クリーンブラントを身につけるのに、多くのトップパドラーが何年もかけている一番の理由。
ブラントはとにかく
「最大到達点まで走らせてやるのが当たり前」という意識があるため、なかなか気付けない。
ムービーにあるように、
3ではなく、
1もしくは
2の地点で踏み切ることで、まだまだボートのベクトル(力と方向性)が残っているという点において重要。
何も考えずにクリーンブラントにトライすると、どうしても今まで通り、
3で踏み切るため、飛んでいる最中にベクトルがなくなりそのまま落下して真下にささってしまうことがほとんど(水面下の岩に突き刺さってフラッシュ?)
ちなみに
2で踏み切ったほうがキレがあり、かっこいいクリーンブラントが出来るのだが、
1もしくは
1.5くらいで踏み切ったほうがどんな場所でも対応できるのでオススメ。私は今はほとんど
1でやっていると思う。
1は走りだした直後と考えていい。
※ムービーだと最初のタンの瀬(2010スター)が1、終わる直前に出てくるタンの瀬(07スター)が2でやっていると思う。
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