4月5日(日)タンの瀬で行われた全日本選手権
当日は雪不足と天候不良のため、水量は
9・02とこの時期にしてはかなり少なめ。
とりあえず結果。
男子K-1
1位 松永和也
2位 小森信太郎
3位 森田恒陽
4位 八木達也
5位 松岡良樹
6位 中村晃
7位 佐藤正孝女子K-1
1位 谷 むむ
2位 石田元子
3位 末松佳子
4位 田中ともよ
5位 倉貫葉子
男子 C-1
1位 飯島智樹男子SQT
1位 石原とおる
2位 森田恒陽
女子SQT
1位 石田元子
2位 末松佳子
自分的には水量の関係で、クリーンブラントが(角度的に)封じられた?のがかなり痛かった。
ただ、今までのスタイルである
「左右ブラント、カート・スプリット・ループ」みたいなアンパイ的な攻め方を変えて、
「クリーンブラント・ドンキーフリップ・フォニックスモンキー」などのリスクを背負った攻め方が出来たのが純粋に楽しかったし、成果が出た感じで、ヘタにガチガチムーブで1位をとるより嬉しかった。
男子の1位はタンの瀬の住人がすっかり定着した
カズヤ。
決勝は
「440ポイント」で自分と同点だったが、(この場合2番目の点数が採用される)、全体を通しての安定感がNO1で、2008ワールドカップでの経験と住人効果?(要するに努力ですね)で一歩上を行っている感があった。
性格的にもう少し大人になってもらいたいが、カヌーでは見習う部分がたくさんある(笑)。
女子の1位は
谷むむ選手。文字通り
「谷でも金」 。
予選1位の石田元子選手の全出し(もろ出し?)ムーブを受けて、決勝ではエアループ狙いに的を絞ったのが功を奏したようです。
女子の1位・2位でいうと、
ここぞと言う時の集中力と爆発力が素晴らしかったと思う。
2人とも明らかに練習時よりもいいムーブをしていた。
今回の大会は世界選手権の選考も兼ねており、男子では
5位までが代表メンバー。
男子メンツはこれまでJFKAやワールドカップ、もちろんファンライドでも最高の仲間としてお互い切磋琢磨、高めあってきた存在。
このメンバーで
スイスに行けるのが嬉しいし本当に楽しみでもある。
自分的には安定感を増した上で、今のベストよりもさらにもうワンムーブ増やした形で臨むべく計画を立てていきたい。

テクニック的に最も学んだことは、やはりウェーブムーブでは
「エッジ操作」が最重要課題だということ。
ムーブでいうと
「クリーンブラント・クリーンバックスタブ・エアスクリュー」が非常に勉強になる。
特に(お手つきなしの)クリーンブラントは勢いや運動神経だけではメークできず、明確なエッジ操作が必要。
※クリーンブラントは基本的な方法論的としてはブラントと似て非なるもので、それに気づくまで相当な時間を費やしてしまった。簡単に言うと、
「フワっと感」が出てくるとあと一歩です!!
上記のようなムーブは
離陸(テークオフ)した瞬間にはそこまでのエッジ操作により、スクリューやクリーン等のムーブに自然に繋がる土台を作り上げることが大事。
このことは最近の
アンソニーヤップのエアスクリューや
パトリックキャンブリンのミスティフリップを見ると良く分かる。極端に言うと、飛んだ瞬間にはムーブの成否がほぼ決まっている。
上記のようなムーブは、ブラントやバックスタブを練習する基本段階でも非常に大切だと思う。
一歩上のムーブを練習することで、基本ムーブが確立してくるのは自分の経験からいっても間違いない。
要するに
色々やるのが上達への近道だと思います。(モチロン希望的観測含め頭を使いながら)
そうそう、大澤親分の話だと、スクォート含め、フリースタイルカヤックが3年後の
「ロンドンオリンピック」で公開競技になるのがほぼ確定的だとか。
より多くの人が
フリースタイルカヤックを本気で取り組める大きな土台が出来たことに大感謝です。
皆で国体とかもやりたいなー。
っていうか
C-1や
スクォートなんか人数的に相当なチャンスだと思いますよー。始めるなら今か?
あるトップフリースタイルパドラーはもう準備始めているとか(笑)
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勤務したものだけが理解できる地獄のような一年間の中で、結果を出せたことはすごいと思います。
ひとのいい先輩より
わお H士長ですか??色々お世話になりました。
なにげに小隊長として、ハメを外せないというストレスが溜まってきている今日この頃です。
ご武運を遠くから、心からお祈りしています。(笑)
>zizopapaさん
簡単には説明できませんが・・・・
「スターンエッジをきっちり押し込んでタメを作り、ボートが自然に開放され飛び上がる瞬間に合わせて、上に伸び上がるイメージ」でしょうか?
前方に伸ばす手を気にしている人が多いようですが、あの手は結果的にそうなるだけで、二次的なものです。別に前に伸ばさなくても出来ます。
インパクトの瞬間(伸び上がり)が通常のブラントより早いです。
ちなみにエッジの押し込みが自然に開放された瞬間に、ふわっと感がくるはずです。
あっそうだセレクションおめでとう!
エッヂを入れていくのがタンとかでなかなか上手くいかないですわ。
走り始めからエッジいれるまでの重心移動はどんな?
やや前気味のセンターポジションからエッジを入れていけば
スターンはいるの?後ろ気味に乗らないでエッジが入るのは
ボートエッジの形状で自然とスターンの方に加重が移動される
のかな?
後ろに重心移動しないでバウがあがる理屈がわからないもんで・・
入れ方間違えると、オービットみたいな動きになることあんのかな?
*長いねぇ~
「やろうかな、でも失敗したら?」っていう葛藤がギリギリまできますね
アンパイを振りたがる 自分との戦いですね。
実は準決勝では自分に負けました。
まあムーブに絶対的自信がでてくれば関係ないはずなんですが・ ・
自分はクリーンブラントの場合は特に、最初にカウンターエッジ(左走りならば走り出しに右エッジを入れる)を入れないとまず出来ません。
※このカウンターは左エッジに加圧するための布石
その後、左のエッジを少し前方から後ろにかけて、ジワーッとかけていきスターンにおいて、その溜めた力が解放されたと同時に伸び上がる感じでしょうか?
「ジワーッ」と力を溜めながら走るのが、通常ブラントと明確に違っています
ジワーッは言葉では説明しづらいです。
方法論は一つではないと思いますので、なんとも言えませんが僕の場合はこんな感じです
長っ・・
今日静水でやってみたけど・・
25日にまたタンに行くのでそんとき試してみるわぁ。
コレのがすと又1年後だからねっ!!!