続き
次に
「バウンス」について。ボートには様々な個々の特性がある。
・バウンス系-スペースキャデット・キングピン・アストロ・クラシックスター etc・・
・スピード系-ニュースター・エアー・ローニン・クレイジー etc・・
・和洋折衷系-プロジェクト・ゼログラビティ折衷系は置いといて、バウンス系とスピード系ではバウンスのさせ方が違ってくる。
「バウンス系」はその形状からボートが自然に跳ねてくれるので、
スピード→加圧がうまく出来れば、あまり考えることなくボートを跳ね上げることが出来る。
逆に
「スピード系」は走るのだがバウンスが難しい。
バウンス系からスピード系のボートに乗り変えた方の多くが
「あのボートなら簡単に飛んで角度出せたのに・・・・」と一度は思ったことがあるはずです。
ただ、一部のパドラーはスピード系ボートでビッグエアームーブを実際繰り出すことが出来る。
実はバウンス系とスピード系ではボートの跳ねさせる方法が違うんです。

スピード系はその走りを活かして加圧の後、
「エッジで切り上げる」動作が要求されます。
「切り上げる」とは加圧でエッジを沈めながら乗り続け、最後までそのエッジを使ってテークオフ(飛び上がる)すること。
左走りブラントで言うと、左エッジを沈めて体の真横より少しバウ側のエッジから乗り始め、スターンの最後の切れ端まで使ってバウを持ち上げた後、エッジを逆に切り返しブラント完成。もちろんバックスタブも逆なだけで同様。
重要なのは
スターンの後ろ側までしっかり乗り続けること。もちろんスピードに乗って加圧後の抜けるタイミングを、最大限ロスなく使えるテンポが大切です。これは何度も試行錯誤して、自分の体で覚えていくしかないと思います。
続く
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