「一歩先へ行くためのフリースタイル」どんなスポーツでも言われていることですが、何をおいても
「基本」が大事です。
バスケットボールなら例えダンクが出来ても、
サッカーならカズばりのフェイントを一生懸命練習しても、正確なパスやドリブルが出来ないと全くお話になりません。
カヤックも当然同じです。
三角形の底辺をいかに大きくするかで上に積み上げられる高さは変わってくると思います。
底辺がないのに無理に積み上げようとすると、ちょっとした壁を乗り越えられなかったり、下手をすると三角形・長方形?が崩れ落ちてしまう可能性もあります。(ロールスランプ、ケガ等)
ということで三角形の底辺を大きくするために、フリースタイルの
「これだけは!」という基本を取り上げてみたいと思います。
※ムーブにおいて「どのようにやるか?」「どこを意識するか?」は個人によって違ってくると思います。
ここで取り上げるのはあくまでも参考ですので、出来ない場合は自分で考えたり、他の人を参考にして答えを見つけて下さい。
結局は自分で色々考えることが最も大事であり、そこで始めて自分のものに出来るのだと思います。
「ロール」フリースタイルカヤックはロールに始まりロールに終わります。ロールに絶対の自信がないと、ホールでも受身になってしまったり、下流まで流れてしまうことで、余計なスタミナを使ったり、下流の岩で体をぶつけることもあります。
また恐怖心からか折角のスポットに入る回数も少なくなってしまいます。
ロールの基本は皆さんご存じの通り、
1 パドルで水面近くの水をつかむ
2 腰をかえす
3 頭は低く、あとからついてくるこの三原則のどれか一つが崩れた時に、ロールは上がらなくなります。
この三原則を体と頭で完全に覚えるために・・・・・・
チェケラッチョ「ロール」 Movie CLICK!「その1」は出来る方がほとんどだと思うので
「その2」と「その3」ですね。
「応用」は後回しで大丈夫です。
特に
「その2」はセイスイでは出来るが、流水で使っている人はあまりいないようです。
折角ですので、流水でも出来るだけ使っていきましょう。
私は半分以上を
「その2」でやっていると思います。
(セットする時間がほとんど必要ないから)
※「その2」は前傾ではなく後傾でフィニッシュする方法もあります。「その3」は簡単そうに見えて、かなり難しいようです。
先の3原則が完璧に理解できていないと出来ません。
「その1」が出来る20人以上の人に無理やりやってもらいましたが、出来たのは二人だけでした。
(I嶋さんとZIZOUさん さすが!)「その1」に加え
「その2・3」がばっちり出来るようになれば、どんなクリークだろうが、巨大ボイルだろうが沈脱は基本的にありえないし、タンの瀬や井田川のような激しいスポットでもほぼ一発で起きられるはずです(たぶんね 笑)
水温があるこの時期だからこそ、ちょこっと本腰いれてやってみませんか?
1からスピンを覚えるよりははるかに簡単に習得できると思いますよ。
ながい・・・・・
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殆どぎっくり腰状態に・・
この夏は漕ぎ過ぎた~&ループでスターン岩に当て過ぎ(悲)
今週末は漕がずにループフォーム改良計画妄想中~
*これからエディであったらいろんなロールチェックだね。
自分のまわり360°どの水着かんでも起きられないとね。
ロールチェック祭り(笑) そんな妙なことやってるから・・・
腰心配ですねー。
やっぱ針ですか?
ロールの記事を見てて、どうしても教えて貰いたくてコメントさせてもらいます。
バックデッキロールですが、上がるときの右手側のブレード面はフォワード面で水を掴んでいるんですか、それともバック面で掴んでるんですか?
僕がやると、どうしてもブレードのフォワード面になるんですが、もし宜しければ教えてください。
ムービーの通り、右側から起きるならフォワード面のはずです。
手首を返した状態です。左側からならブレード裏になると思います。
(左からやっている人は殆どみたことありませんが・・・)
ちなみにC-1は右からでもブレード裏だそうです。
結局は起きられればどちらでもいいんだと思います
練習してみます。
少なめのミソギでサイドサーフィンしている時の腰の感覚と「その3」はイコールな感じ。
CのロールはKのロングロールに近いです。なので裏で起きます。バックデッキでもフィニッシュはローブレース。
表で起きる場合はやっぱりKの普通のロールに近い動きになりますね。ハイブレースで起きる感じ。
ロールがうまくなるとリカバリーも巧くなって沈も確実に減りますね!
ちなみに僕はカナディアンでロールが出来る自信はありません・・・