「例えばカートホイール」最初はほとんどの人が、
前屈み(猫背)になって無理やり上半身でバウを入れようとする。
前屈みになっている時点で重心は高く、
「胸」くらいにあるのかな?
もちろんこれは×。 出来るようになったら良く分かるが、前屈みになっても百害あって一利なし。 あっ、体重は若干乗せやすいから一利くらいはあるかも?
(ワンエンドならなんとかなるが、
軸が作れず上体も遅れるため、連続が難しい)
多分、(普段の生活習慣での力の使い方が邪魔をして)、うまくバウが挿せない場合などは、下半身よりも上半身を使ってしまう癖があるんじゃないかと思う。
上半身を使おうとすればするほど、下半身は使えなくなり、結果、
上重心でうまく回せないという悪循環に陥る。
こうした症状がある人は、
上半身はリラックスして下半身を常に意識するようになれば、かなりの改善が見られるはずです!
「カートホイール 上重心・下重心」 ムービーclick!
「例えば静水カート」「静水カートはそのまま流水に当てはめる事が難しい」と言われるが、静水では特に
上半身に重きを置いてやっている人が多いからだと思われる。
というのは、一方向から流れがくる流水と違って、静水ではどんな方向へでもなんとか回せてしまう。
(バランスが崩れても/一瞬止まってしまっても)
要するに流水カートで最も大事ともいえる
「軸」が必要ないということ。
その結果、前屈みでもなんでも入れてしまったらOKとなりがち
(流れをもらえないから体重の軽い人は特に!)
ただ、その道の
達人と言われている人達は明らかに違う。
間違いなく上体は殆ど使わずに、その場で「軸」を出しながら延々と回り続ける。これが全く水の力を借りれない静水で出来るということは、もの凄い
下半身が使えているということ。
そういう意味では
「下半身を動かす練習にはひょっとして静水最高?」とか思うこの頃です。

そう考えると、
EJがHow to物DVDで
リーン・クリーン(スーパークリーンカートの初級編?)の有効性を熱く語っていたのも納得。
というのも
「リーン・クリーン」は静水でパドルを使わずにバウ・スターンをスライスさせるもの。
(軸はブレても構わない)
この場合、
上半身(特に胸から上)はバランスをとる役目となるため、強制的に使えないようになる。
そのため、本来カートに必要な
「丹田中心に下半身を使う力」が自然と身に付いてしまう。
「静水カートはガンガン連続出来るけど、静水スーパークリーンカートは苦手・・」という人は
「上半身積極派」の可能性が高いです。
続く(まだ続くんです・・・ハイ)
御嶽で飲んじゃダメ!
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これを意識できるのとできないのでは、その後の成長が大きく違ってくるのね。
流水だけでなく静水の大切さもわかるし、ロデオだけでなく、スラやワイルド、別の競技(今の季節ならスキーとか、)もやってみると、重心を下(丹田)に置く重要性がより理解できると思います。
たしかに今まで自分がダメだったことの説明がほとんどつく気がします。
次に川に行くのが楽しみです。
スポットでは下重心を意識しにくい場合は、お尻の下センサーを意識すると感じやすいかもです。
周りの巧い人見てもスキーや格闘技やってる人が多いモンね。
>ツネ@さん
理論というか、下重心意識というのはスラやワイルドの世界では当然のことのようです。
フリースタイルでは3次元的にバウを振り下ろす動きも多いため、今まで意識してなかったのなら意識するだけで違ってくると思います。
ただ劇的に何かが変わるというよりも、意識し続けることで、長い目で見て変わるもんだと思います。