最終予定日を待たずに終わってしまった桂川の放水。
予定ではあと4日いけたはずで、バックループとウートリッキーをマスターする計画まで、皮算用していたのでショックはデカいわ・・。
アキラホールは、ウェーブホールとしてかっちりしている一方で、そこそこの残り易さと何より癖のなさが際立っていた。一方で、一般的には少し下流に落ち易く、ループ以外のムーブは難しいと思う。
巧い人達も、あそこでのマックやらオービットにはかなり手を焼いていたようだった。
マックでいうと、ベースの方法論が確立していないと、エアーにすることはかなり難しかった。
逆にそこをちゃんとやっていくと、そう難しくはなかった。
バウに乗ってから、(自分で振り向かずに)バウスクリュー→前を向いて踏む
というベースの方法。
「後ろから振り返りながら飛ぶ」、ではなく、
「上流を向いてからループする」が出来るかどうか、が自分の中ではキーポイントだった。
先日、
瞳先生に教えてもらった方法は、これの応用で、バウに乗ってからインパクトを入れたとき(ベースでは入れないが)に、体の重心を下流側にぶれずにぎりぎりまで残す方法。弓矢でいうと限界まで弦を引いて止めていられるか?ということ。
これがカートの「肩だしの形」で出来るというのは目から鱗だった。これを実践したら、とたんに安定した左右のエアマックがばんばん出来るようになった。ほんとにありがとう!
自分が出来るムーブを、他の人に分かり易く教えられる、というのはよく考えている証拠だし、頭がいいんだな、と改めて思った。
今回のアキラホール集中練習で改めて思ったのは、いいスポットがあればフリースタイルカヤックは最高に熱い趣味だということ。また、いいスポットが連続して(日程的に)ありさえすれば、まだまだ巧くなれる!捨てたもんじゃねえ、ということ。
ここ数年、フリースタイルは結構な伸び悩みがあるけど、いいスポットで(連続して)漕いでいないだけなんだなー、と反省。かつてのように、「毎週遠征」みたいなスタイルはもう出来ないもんで・・・。
今のスタイルで巧くなっていくための方法をもっと深く考えないとダメだし、良いスポットへの遠征の必要性も痛感した。
話は変わるが、結構な
「アキラLOSS」に陥った我々は「フリースタイルって最高!」のテンションが忘れられずに
「スフィンクス」へ。水量は1.3前後とかなり少なかったため、トリッキーやフォニックスにしてもストレスがデカかったー。やっぱりアキラの良さが際立つ結果となってしまった。ここがいいのは
大月@1.38から1.55くらいかな?その水量域なら行く価値は十分にあると思う。