
かつて有り余る体力と壊れない体が自慢であった私だが、ここ最近ダメダメである。
35を過ぎたあたりから、全く今まで通り漕げなくなった。昨年のカナダ世界選手権の時も腰周りの怪我で、2ヶ月前から全く漕げず、まともに漕げるようになったのが大会1週間前である。それも痛み止めと筋肉の柔軟剤を併用しながらの出場であった。
今年のタンの瀬の大会でも、大会前から腰周りの痛みが酷く、1週間前にMサイズでエアスクリューをした際に激痛が走り、急遽体に優しいSサイズでの参戦となった。それでもその後2週間は漕げないほどの痛みが続いた。
今まで通りの漕ぎ方だと、体が全くついてこなくなってしまった。何も考えずに散弾銃をぶっ放していたやり方はもはや時代錯誤であり、狙撃銃で狙い打つ時代の到来のようだ。それでも慢性的な背中・腰回りの痛みとコリが酷く、ヨガをやったりストレッチの専門書を読み漁る日々が続いている。
そこで対策として、最近気に入っている方法が
筋膜リリース。上記写真のストレッチポールのような器具を使って行うのだが、これが凄くいい。
理論としては、筋肉はスジコの膜のような筋膜というもので包まれており、慢性の痛みやコリの原因はこの筋膜が偏ったり癒着したりすること、でありこの癒着を剥がすのに筋膜リリースがとても効果的なのだという。
以前安いストレッチポールを後輩からプレゼントしてもらい使っていたが、硬化ビニールのようなカバーがついているため滑って使いにくかった。
今回はその反省を経て、良い素材を検索してみた。色々調べると、
発泡オレフィン系樹脂か、
EVAという素材の評価が高い。購入したものは前者だが、ガッチリ体と床を掴んで一切滑らない感じと適度なクッション感が素晴らしい。カラーもかつてのライオットを知るフリースタイルパドラーが最も興奮する色。ほんとこういう器具は、出し惜しみせず良いものに限る。
また、私はフリースタイラーらしく、首も慢性的に悪いのだが、この筋膜ストレッチで随分よくなってきている。
そしてボディビルダー秀一に教えてもらった
プロテインとBCAAも購入。

本日早速BCAA(商品名 Xtend)をジャクソンのボトルに入れて練習中に水分補給代わりに使ってみたが、びっくりするほど調子が良かった。ここ最近で最も長く、力を継続させて漕ぐことができ正直驚いた。たまたまかもしれないが、
「また散弾銃でもいいのかな?無駄玉打っちゃうよ。」みたいな元気感が続いたことは事実である。
秀一曰く、プロテインもBCAAもアメリカではNO1といっても良いほど、評価の高いものらしい。BCAAは黄金比でのブレンドはもちろんのこと、シトルリンマレートという成分が入っているのが新しいとか。
スイカ味という珍しいものだが、水にうまく融けてジュースのようになり、少し甘いがかつて使用していたコア3よりは相当うまい。
「I HERB」というアプリを使って登録すれば、日本で同程度のものを購入するより相当安い値段でこれらが手に入る。
実際、アプリのワンクリックで一週間後には家まで届くので、サプリ系を買うならこの方法が断然オススメです。
※秀一先生推薦

こんな感じで。