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カヤック中心・計画性のないフリースタイルな生活での思いつきを日々書けたら・・

2013世界選手権 in アメリカ

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やってきました。初のアメリカ合衆国!
ここナンタハラに到着して早3日。やはりアメリカらしく全てがビッグです。

肝心のホールは噂通りのモコモコで日本にはない感じでかなり手強い。
バックウォシュが不安定で、45秒もステイすると酷く疲れます。
この3日間、ホールの癖を掴むことに労力を費やしてきた。なんとなくだが、輪郭はつかめてきたかと思う。
あと4日間の練習があるので、日本での練習成果が全て出せるように調整する予定です。
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ホール練の果てに見えてきたものは・・・

いよいよ世界選手権inアメリカが近づいてきました。(8/26出発で9/3に予選開始。)
この大会のために、タンの瀬が終わってからは、ほぼウェーブには乗らずホールを探す毎日。

この3ヶ月間延々とホールライドの練習をしてきたのだが、やればやるほど奥が深い。とにかく集中してホールに乗り続けているので、今まで見えていなかった気付きやらがたくさんある。

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まず、大切なことは水の流れを感じつつライドすることが大前提だということ。一言で言ってしまうとこれに尽きる。言ってしまうと簡単だがこれが一筋縄ではいかない。

バウがどのような圧の受け方をしているのかを感じて、次に繰り出すムーブの判断材料とする。水の圧を受け始めたボートの部分(バウやスターン)への感覚を極限に研ぎ澄ますことが、流動的なホールの中で確実にムーブを連続させる一番の方法。

振り返ると、今までの自分は「Feel」ではなく「Do」に意識が向いていたことは間違いない。相手の意見を聞く耳は殆ど持たず、自分中心のプレイを展開する。これでは安定感は望めない上(フラッシュしやすい)、ムーブの完成度も勢いが先行するため、中途半端になってしまう。

海外の選手を見ていて「Feel」が素晴らしいと思うのは、ダンジャクソン。常に水の流れを第一に考えて、柔軟に合わせていくことで、水の力を最大限に活かすプレイをしている。

自分はどちらかというと、 「ウェーブが得意である」と胸を張って言っていた気がする。聞こえはカッコイイが、「ホールがどちらかと言うと苦手」という理由が裏にあることを考えると、水を感じてPLAYすることが出来ないってことを公言しているわけで・・・・
(ウェーブプレイはトップさえ取れれば、あとはかなりの部分を自己中心プレイで押し通せてしまうという特性がある。もちろんそれが全てではないと思うが。)

その部分を考え合わせると、競技として高度なカテゴリーは間違いなくホールプレイ。昨今のワールドシーンがホール中心になってきていることも(プレイスポットの確保意外にも)よく理解できる。

続く

ブラント その2

バウを最大限上げるために重要なのは、体を弓のように使う「弓殺法」が代表的。ブラントがデカくて巧い人をよーく見てみよう。体が弓になってますから。※言うまでもなく、トップをとって最大限のスピードで走らせることは大前提です。また、お尻ではなく、膝を使って弓の形を作ることも当然のことなので、ここでは省きます。

そして弓を最大限に引いたら、次は発射です。弓で引き絞ったパワーを最大限活かすために必要になってくるのが、「目線」。

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目線を前方に残してやることが何より大切です。大抵の人は目線を「あっち向いてホイ」、してしまうのだが、このあっち向いてホイをした瞬間にバウの上がりは見事に止まります。しかし、目線を前方に残してやると、バウは限界まで上がり続けます。あとは膝を使ってバウを落とすだけ。
これでスーパースタイリッシュなブラントの完成。

ただ、膝を使ってボートを動かせない人にとっては、最後の「落とす動作」が極端に難しく感じるかもしれません。体全体の勢いと背中を使うあっち向いてホイ、しか出来ないという症状が出たら「膝と腹筋でカヤックを動かす」ための基本トレーニングが必要かもですね。※詳しくは今月のプレイボーティングを参照してください。

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小森 信太郎
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