
photo by yuushi thanks
7月8日(日)に
JFKA第3戦・中部大会が行われた。
新体制JFKAになってからの空振り続きの中部大会。これで3度目の正直だったが、折からの増水で長良川の水量はスケボー水量を軽く振りきっていたのであった。(新美並橋0.70オーバー)
そんな絶望ともいえる諦めムードが漂っていた当日早朝、竜宮城の乙姫様が
「仕方がないので開催させてあげましょう」とほほ笑む奇跡が起きたのである。

スケボー下に位置する
「乙姫ウェーブ」。特に良い感触を持ったことがないスポットだったが、当日は今まで1とも言える仕上がり!
当初はスケボーで行う予定であったフラットクラスも、「乙姫のほうが断然いい」、という意見の下こちらでの開催となり大いに盛り上がったのであった。

バーティカル、エアリアル予選を通して飛び出したムーブは
左右ブラント、バックスタブ、クリーンブラント、エアループなど。トップに上がれば結構な落差のウェーブ。今考えれば、エアスクリューなども出来るウェーブだったんだと思う。しかーし、その場で出す勇気がないのが自分のダメなところ・・
バーティカルクラスについては、予選では圧倒的なブラントの手数を出した
半田選手がトップ通過。他の選手も予選ではウェーブ系を中心に組み立てていたようだが、午後過ぎに行われた決勝ではスポットが全く違った様相に変化。
水量が減り、ウェーブがホールに変化し出しウェーブ系ムーブがかなり難しくなってきたのである。
そんな中、バーティカル男子決勝は予選1、2位の
半田選手、石橋選手の一騎打ちへと。
死闘の結果は難しいウェーブホールに苦しみながらも、最後の最後でドンキーフリップを繰り出した
石橋選手の勝利で締めくくられることに。
女子は出来ることをキッチリやった
前田ちえ選手が勝利。男女二人とも初勝利、おめでとう。

エアリアルクラス決勝では、やはり各選手変化したホールに大苦戦。もの凄くフェースが硬くトップに上がりにくいため、手数が出せない。ブラスティングしにくく、フェースが相当硬いのでマックナスティはかなり難しい上、トップがとれないためカート系も難しい。(マックについてはドイツプラットリングの増水時より断然難しいと感じた)
特に5位以内の選手はあまり差がなかったように思うが、なんとかフォニックスとエアループ系を決めることができて優勝をすることが出来たのであった。
一方、女子エアリアルは
高久選手が見事な手数とマックナスティを繰り出して圧巻の勝利。ワールド前に相当気合の入ったプレイであった。彼女のカヤックをこよなく愛する姿勢と、全てを吸収していこうとする貪欲さは折り紙付き!初のワールドカップに期待したい。
実は結果発表まで、「これは土下座か?」と思っていたが辛くも辛くも・・・
面目ない。

今大会も関東大会に引き続き早期に70名の応募があったため、早期に締め切りとなったようで、出られないカヤッカーが相当数でたそうです。
現在のJFKA盛況度を考えると、応募開始から1週間を目安に考えたほうがいいかもです。
現在100名くらいでもやれる方法を模索中。いい案があったら是非アドバイスお願いします!!!
もっともっとフリースタイルを盛り上げていきましょう。
バーティカル初優勝、そして自転車まで勝ち取ってしまった前田チエ選手。おめでとー。自転車は
ツールド・リバーの森さんから進呈されました。ありがとうございます
大会関係者、ボランティアの皆さん、そして選手の皆さんお疲れ様でした!ワタクシごとですが、いつも練習しているケンケンとのダブルでした。ケンケン初優勝おめでとー。
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