ご存じアンソニーヤップのムービー。
フリースタイルカヤックの極意はほぼこれに尽きるように思う。
殆ど上体が動いていない半面、ボートが凄い勢いで動いている。
ボートを動かすためには上半身主体ではダメだということが良く分かる。
さらにフリースタイルでは、エアスクリューやループなど(巻かれた後も)の着地した瞬間に態勢が崩れて、下半身と腹筋でボートを保持出来なくなることがよくあるが、アンソニーは常に下半身主体を保持しているため、無理なく次のムーブに行動を移すことが出来ている。
「要するに体幹を相当鍛えていないとダメなんでしょ?」と言われてしまいそうだが、それだけではないと思う。
例えば、他のスポーツ競技で一流と言われるレベルの選手にフリースタイルカヤックを1年間みっちりやってもらったとして、(当然ムーブ抜きにしても)アドバイスやコーチングなしにこういうボートの乗り方は到底できないのではないだろうか?
カヤックにはカヤック独自の動かし方がある。※もちろん他競技から持ってこれる部分はたくさんあると思うが。
簡単に言ってしまうと、「もも(膝周り)と腹筋の引きつけでボートを動かして、上体に力をいれない」
上記の言葉をさらに簡単に説明すると「ボートに乗れている」となるのだが、言葉だけですぐ出来る有能な人間はほんの一握り。
方法は?
続く
スポンサーサイト