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カヤック中心・計画性のないフリースタイルな生活での思いつきを日々書けたら・・

ワールドの色々なボート

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ご存じロックスターカーボン。ヤラレはビッグエアーコンテストの予選で「忍者ゴジラ」。「ループ→スイッチパドル」のコンボという世界初?のムーブをやって見事決勝に進むが、決勝であまりにも不甲斐ない動きをしたので「日本の恥」とののしられるはめに・・・。

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ステルス モーモーバージョン

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GUIGUI2008 素晴らしいセンス。 ちなみに「ギィギィ」と発音するらしい

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GUIGUI2010。奥は2008。2010はホールはよさげだったが、ウェーブではみね打ちのようなブラントしかできなかった。
八木さんと中村さんは見事な高角度ブラントを放っていた。ウルトラフュージと同じ感覚でやると出来るらしい。その時代に生きていないことに反省。
優勝のジェームズが乗っているように、2008のホールに関する完成度はかなりのものがあると思う。


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ビッグドッグのOC。かなり完成度が高そうな動きをしていた。もちろん松井先生が勇み足で日本への発注をかけていた。対抗意識を燃やした八木選手が「小型犬」というネーミングのOCを作ると豪語していた・・・。


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猛牛のマークでおなじみの「duemstuff」のコンポジット。ジュニアの男の子が、今大会一番ではないか?と思うような素晴らしい右手トリッキーを決めまくっていた。

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レジェンドが駆る昔のビッグドッグ。進退きわまると、ホール上でギターを弾きまくる傾向がある。


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松井先生が駆るロブソン?OC。ちなみに祭りの射的で百発百中で的に命中させることが出来る凄腕ガンマン。
あまりにも命中するので「それもしかして適当に打ったら当たってるんでしょ?」と言うと、「狙ってるに決まってるじゃないですか!」と今大会一番の怒りをあらわにしていた。
話を聞くと、日本で唯一自衛隊から約1ケ月の徴兵を受ける立場にあるようで、「最近は市街戦ばっかりですね」という不可解な発言をしていた。


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「小型犬」の社長。全部出した後のベストショット。

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ザルツブルグの消防士。言葉が全く分からなかったが、消防車の説明では不思議と言っていることが全て理解できた。

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スイス ウェーブ & 次は急流救助か?

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会社とのコラボで昨日の東京新聞に載せてもらいました。
写真(クリーンブラント)は日本代表監督・大澤さん撮影。
次は急流救助なのか??



公式練習は毎日30分、(1人6ライドくらい)
その他に夜1時くらいから2時間、もしくは朝4時位から2時間フリーでやることが多かった。
もちろん外国人選手もやる気まんまんなので、その時間帯でもだいたい20人待ちはかたい。
チームジャパンは男子が夜方、女子が朝方派だったと思う。
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オテモ with ヤップ&ターニャ


ただ20分に一度くらいしか回ってこないので、どうしても毎回同じような練習方法になってしまう。
「リスクの低いムーブ→徐々に高いムーブ、そして最後に難しいムーブ」っていう自分のやりたいこととかけ離れた練習方法。
だいたいブラントから始まるあれですわ。(スイスではクリーンだったが)
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早岐やタンで順番待ちをしていると、だいたいこのダメルーティーンに陥る。
ほんとは違うことを集中してやりたいのに、自信のあるプレイの習慣を続けてしまう。

こうなると、かろうじて最後までフラッシュせずにいたとしても、試したいことをやるのは疲れ切った状況。そうするとだいたい失敗するし、成功しても理論でなく気合いでやっているので再現できない。
分かっていてもやってしまう。ダメ人間。

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オテモ with ラッシュ

自分の周りでは、こういうダメ練習方法から頭ひとつ分脱却しているのが八木さん
何人並ぼうがやりたいことだけを徹底して追求する。
そして何かをつかんでから他のムーブとミックスしてやる。

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EJ

周りの外国人選手を見ていても、あまり巧くない選手は毎回同じルーティーン。ムーブの順番もだいたい同じ。
EJのような選手は、毎回違うルーティーンであることが多いし(順番含めて)、例えばヘリックスをやる場合は1ライドに10回くらいへリックスだけをやったりもする。
もちろん30分並んで、いきなりブラント&マックをやってフラッシュしたりもする。

色んな欲求や妥協を抑えた練習の上に「効率的に巧くなる」っていう結果がついてくるのかなー。分かってるんだけどなー、もっと人間的に成長せねば(笑)
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キッカージャンプ

ウェーブは前述のとおり楽しいのだが、周期が非常に激しく、トップ取りのために左岸側でサーフィンしていると、突然バックウォッシュがなくなったりする。
落ち着いて視野を広くもち、バックウォッシュと自分の位置を把握しながら乗ることを核として毎回ライドすることにした。


そして取りあえず3日間で予定どおりムーブを絞り込む。
左右のクリーンブラントは日本で徹底的にやってきただけあって、なんの苦もなく出せる。
また、ドンキーフリップの変形で左右パンナムが可能なことが分かったので、出来れば左右のスクリュー系を×2回ずつやる。

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ピーター・チョンカ(スロバキア)  練習では、相変わらず素晴らしいキレと正確さを見せていた

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ピーターが駆るウェーブスポーツの限定コンポジット 「CX54」 へリックスのキレがヤバかった

「フェリックス」は周期を選んで狙いすませばほぼ出来るのだが、疲れた時や周期がドンピシャでないときはかなりの確率でフラッシュする。ということでヤメ。
「マックナスティ」はボートがうまく体についてこないので、大会で使えるレベルではなし。 「バックパンナム」はボートが勢いよく走ってくれればなんとかいける。
ただ勢いよく走ってくれるかどうかは神頼みなので、毎回狙ってというわけにはいかない。

バックスタブもそうなのだが、バック系は多くの日本のスポットと比べて、最後の勢いが足りないことが多い。(周期がかなり激しいため)

チームジャパンは男子全員がバックスタブならばいとも簡単に出来るレベルにあると思うのだが、このスポットだけはそういかない。最後の勢いが得られる周期ならもちろん出来るのだが、そうでないとほぼ出来ない。

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ウェーブから100メートルも歩けばこういう街並みになる

トップ10選手はこの部分が決定的に違ったように思う。どんな周期だろうが、最後の伸びを自分で作り出して、するどいバックスタブを決める。要するに狙えば毎回バックスタブが出来るということ。優勝のニックについていえば、悪い周期でバックパンナムするし(苦笑)
ちなみにバックスタブ(60P)は一見たいしたことのないポイントに見えるが、ブラント系の帰りで出来ることを考えると、タイムラグがあまりないため、塵も積もればなんとやらで重要なムーブになってくる。

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エミリー・ジャクソン

例えば、ブラント→バックスタブが可能なら(40P+60P=100P)となりクリーンブラントと同じポイントになる。
クリーンブラント→バックスタブなら(100P+60P=160P)となりエアスクリューと同じポイントになってしまう。

女子優勝のエミリー・ジャクソンはこのバックスタブで優勝したといってもいい。自分は最後まで出来なかったのだが、エミリーは周期に最後の勢いがなくても、毎回直角バックスタブを繰り出す技術を持っていた。

女子決勝進出のルース・ゴードンマリアン・シーターは時々エアスクリューのような大技をメークしたりするのだが、やはり毎回メーク出来るわけではなく周期を選ぶ必要があるようだった。
その点、大技はないが、ほぼ100%の左右バックスタブとブラントが出来るエミリーは安定感が抜群であり、そのことが優勝第一の原動力となったように思う。

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キッカー作成をEJが指示

世界選手権行ってきました!

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今日スイス・フリースタイル世界選手権から帰りました。

結果は12位(男子K1の参加人数は百名くらいだったと思う)

目標であったトップ10(セミファイナル進出者)には残れなかったため、かなり悔しさが残りますが、フリーライド時の他の選手の出来等も考えると、現時点ではいいところまでいったのほうなのかな、とも思います。

とにかく世界中のカヌー馬鹿と熱く漕ぐことができた日々は、文句なしに最良の数日でした!
(練習時間はかなりあったので)

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詳しい大会の様子はこのブログなどで追って報告します。

日本代表を応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

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※とりあえず日本代表結果

・男子スクォート

石原トオル 2位
なんとなんと銀メダル!凄かった

・女子スクォート

石田元子 4位


・男子K-1

小森信太郎   12位 (予選21位)
松永和也    17位 (予選17位)
中村アキラ   38位
八木達也  52位
佐藤正隆   54位

・女子Kー1

谷むむ    7位 (予選11位・クォーター8位)
石田元子  9位 (予選10位・クォーター9位)
末松よし子 23位

女子は世界選手権本戦初セミファイナル進出、1ケタ入賞が2人も!おめでとう

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ワールドカップ IN トゥーン

ワールドカップ第三戦 スイス・トゥーンの最終結果
(間違っていたらスイマセン)



男子 1位 ニック         (アメリカ)
    2位 スティーブン・ライト(アメリカ)
    3位 ピーター       (スロバキア)
    4位 ダスティン・アーバン(アメリカ)
    5位 マシュー       (フランス)
    6位 ?
    7位 松永和也      (日本)
    8位 EJ          (アメリカ)


1戦目から出ているカズヤが大健闘のセミファイ進出!
残念ながらファイナル5人には残れなかったが、このメンバーでは凄い。

ちなみに男子ファイナリスト5人中 3人は3戦全てで決勝進出だそうです。
(ピーター・ダスティン・マシュー)

エミリーと婚約しちゃったニックは900点ライドを出したらしい。
あのウェーブでどうやって・・・・????

「ニックはパパの工場で働くのよ。」とか言ってそうだなー エミリー・・・・・・・


ビッグエアーコンテストは日ノ本のサムライ2人(松永和也・石田元子)が持っていったそうです。凄いんだけど・・どうやって?????

ちなみにクラヌキ選手「最後までウェーブに残っていたものが勝利」 、というサドンデスマッチで決勝進出。決勝で外人に背中を撃墜され、軽く負傷したようです。怪我キャラがますます定着しそうです・・・

ムービー見たいですねーー。ないかなーー

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3日前のスケボー最高水量でのひとこま

4人でああだ、こうだいいながら漕ぎまくった。
そこだけ時間が止まっているようだった。カヤック楽しい、というより、カヤックに感謝したい。

ワールドカップ IN プラハ

8月15日~17日にかけてチェコ・プラハ人口コースで行われた「ワールドカップ2008第1戦」

スポットは見たところ、もっさり系のホールでループも飛ばすのはかなり難しそう。
女子選手はサイド張り付き続出だったとか。

男子は77人、女子は30人が出場。

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日本期待の星、カズヤはクォーターファイナル20人に惜しくも残れず。
女子選手も加藤、石田、倉貫選手は予選落ちと非常にレベルの高い大会になっているようです。

結果を見ると、ヨーロッパ勢のあまり知られていない選手がたくさんセミファイ以上に残っている。

男子ジュニアもトップファイブ(ヨーロッパ勢含)はシニアと変わらない点数を叩きだしている。
ヨーロッパでは国レベルでフリースタイルを支援し始めた結果が早くも出ているようです。
(日本もなんとかなんないんでしょうか・・・・)



男子K-1

1位
はスラローム大国スロバキアの「ピーター」 抜群のセンスで3年くらい前から頭角を現してきた選手。ムービーでも難易度の高いムーブの手数は圧倒的。

2位はカナダ 「ニック」 20歳(くらい?)の若手No1選手。ウェーブ・ホールに関わらず、安定してビッグなムーブを繰り出す。エミリーの押しに根負けしたとの噂が・・・(笑)
ムービーで分かるように、とにかく安定感抜群!強い!ピーターのように流れるような手数はないが、5人の中で最も「ホール・自分の位置・次のムーブ」を冷静に考えてカヤックしているんじゃないでしょうか。

3位 Mathieu Dumoulinフランスの知らない人 荒削りだけど左右のトリッキーウーがとにかく凄い。ちなみにトリッキーウーは現行のホールムーブでは最も難しいムーブだと思う。
(3エンド目のバウが70度で真横を向かなければならない・・・)


4位 EJ ファイナルまで上位をキープし続けた王様。たしか43歳くらい 凄い・・・


5位 ダスティン・アーバン スクォート世界最強の名を欲しいままに引退?したアメリカン。
 結構好きな選手の一人。ウッドパドルが代名詞。その他にも競技やってたのかな?フォワードが巧い


・女子K-1 ファイナル  movie

・男子K-1 ファイナル4位・5位 movie

・男子K-1 ファイナル1~3位 movie


第1戦ワールドカップinプラハ結果



次は8/22~24ドイツ・アウグスブルグでの2戦目
1戦目と違って?早くて、楽しいホールらしいです。みんな頑張れ!!

・アウグスブルグ・スポット

・アウグスブルグ・コース
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Author:sinsinz
小森 信太郎
「復活しました!」

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